はじめに
SwiftUI始めたてだとごっちゃになりますがこの関係について説明していきます。
データバインディングとは?
SwiftUIのデータバインディングではデータとViewを紐づけてバインドした値を変化させるとViewが変化する仕組みです。
以下のようにViewと@Stateプロパティのデータをバインドした状態でcolorの値を変化させるとViewが再描画されます。

データバインディングを可能にする仕組み
- @State:プロパティとViewをバインディングする
- @ObservedObject:クラスとViewをバインディングする(親Viewの再描画で破棄される)
- @EnvironmentObject:クラスとViewをバインディングする(App全体で一意なクラス)
- @StateObject:クラスとViewをバインディングする(親Viewの再描画で破棄されない)
@Bindingとは?
上記した@State、@ObservedObject、@EnvironmentObject、@StateObjectを親Viewから受け取り、子Viewからでも親Viewのバインドされた値を変更可能とする仕組み
- 子View側では@Bindで定義する必要がある
- 子Viewに渡す時は「$」をつけて渡す必要がある
@Bindingを使った一例
Toggleなどの部品も@Bindingを使っており、バインドされた値を受け取ってView内で変更している。
その結果として親Viewの変更が発生する

ソースコード
struct ContentView: View {
@State var isOn = false
var body: some View {
ZStack{
Color(isOn ? .blue : .yellow)
VStack{
Toggle("isOn", isOn: $isOn)
}
}
}
}
Toggle

まとめ
- データバインディングはデータとViewを紐づけてデータが更新されたらViewが更新される仕組み
- @Bindingはバインドされたデータを子Viewから変更可能にする仕組み

環境
・Swift 5.7.2
・Xcode 14.2
・iOS 16.2
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