はじめに:こんな方向けの記事です。
- Appleの認定資格が欲しい人!
- Swiftの基礎知識の振り返りとして試験を受けたい!
そんな人に向けて概要、勉強方法などを記載します。
1週間の勉強で合格しました!でもなんで受けたの?
SwiftでiOSアプリを作りつつ1年程度経ったのもあり、Swiftの、、それもAppleの資格が何か欲しい!と思い受験しました。
ネットで調べる限り情報がほとんど出てこないので「App Development with Swift」の知名度はあまり高くは無いと思いますが、基礎知識の復習になりますし、Appleの認定資格持ってる!っていう所有欲が満たせます。
とりあえず受けてみるかということで受験申し込みをし、1週間の勉強で合格することができました。以下は合格証のスクショになります。左上のリンゴマークが良いですね!

App Development with Swiftとは?
App Development with Swiftは、Appleが提供するSwift、Xcode、App開発ツールの基礎知識を証明する資格です。
この「Appleが」というのが良いですね!
本試験は2018年にアメリカで試験が提供され、2019年12月より日本国内でも受験出来るようになったということです。
日本では株式会社オデッセイコミュニケーションが配信しています。
資格を取得することで得られることは?
これは公式サイトから引用します。
Swiftの知識
- Swiftの基本的なビルディングブロックの使い方
- Swiftプログラミングの基本概念(シンタックス、ロジック、構造、関数、パターンなど)
アプリケーション開発の知識
https://www.odyssey-com.co.jp/app-dev-with-swift/
- Apple Software Development Kitの基礎
- Playgrounds, Xcode, Simulator, Interface Builderなどの開発ツールの利用
- Swiftを利用したiOSアプリケーションの作成、実行
- iOSアプリケーション作成に使用される一般的なツール、テクノロジー、インターフェース要素、デザインパターン
- iPhone、iPad で使われるiOSアプリケーションの作成に必要なスキル
- アプリケーション作成実習を通じ、一般的なiOSフレームワークの利用方法を習得
要はSwiftを使ったiOS開発の基礎知識が習得できるものになっています。
個人的にはやっぱりAppleの認定資格持ってるぜ!という自己満が得られることかなと思ってます。
試験概要
- 試験名:App Development with Swift
- 科目名:2科目あります
App Development with Swift Certified User(私が取ったのはこっち。本記事もこちらに関して記載しています)
App Development with Swift Associate
- 試験の言語:英語←ここ重要です
- 所要時間:50分
- 受験料:一般¥10,780(税込)/学割¥8,580(税込)
- 試験方式:CBT試験
いわゆるPCを使って試験場で受験する試験です。
- 合格ライン:1000点満点中700点が合格ラインです。
出題範囲
合格証にも記載がある以下が出題範囲です。
- Xcode Developer Tools
- Swift Programing Language
- iOS UIKit
英語ですが公式サイトに出題範囲のPDFがあります。
App Development with Swift Certified User(PDF)
上記から分かるようにSwiftUIは含まれていません。そのうち変わるのかな・・・。
問題の形式
・複数の選択肢から該当するものを選ぶ
必ずしも1つではなく複数選択もあります。
・並べ替え
4つから5つの選択肢を正しい順番で並べ替える
・記述問題 虫食いになっている箇所にコードを入力
問題数は40問だったと記憶しています。※間違っていたらすいません
参考書
公式から以下の参考書が提供されています。
App Development with Swift Certified Userはこちら
App Development with Swift Certified User
600ページ程ある電子書籍になっています。ただ問題なのが全部英語ということ。。。他に参考書や問題集が出ている訳ではないのでこれで勉強する以外に方法はありません。
私が行った勉強方法
学習教材を読みこむ。。は正直おすすめしません。何故なら英語で600ページもあります。英語が達者な方であれば問題無いと思いますが、私は英語が苦手です。。1日で10ページ程度しか読み進められずこの方法は断念しました。
ではどう勉強するのか?
学習教材を流し読みしていき、xcodeの各部位の名称、普段使っているけど名前がピンとこないところ、文法の説明の例で載っているソースをスクショしてメモに貼り付け。
自分なりのノートを作ります。
この流し読みとノート作りが1番時間がかかりました。。あとはそれを1日一回ざっと読み込む。これで各部位の名称とかあやふやに理解しているところを定着させていきます。
実際に自分はこんな感じでメモアプリにスクショとメモを記載していきました。
ワイヤレスでデバッグとかやったことなかったので。。。

ちなみに英語の翻訳ですが、コピペしてGoogle翻訳にするのも良いですが、個人的にはiPhoneのカメラの翻訳機能、もしくはiPadでスクショして翻訳がおすすめです。
※画像は以下からの引用になります。
App Development with Swift Certified User
●iPhoneのカメラで翻訳
これが
https://books.apple.com/jp/book/develop-in-swift-fundamentals/id1581182804
こうなります。

単語を調べるのも良いですがこれであれば文章で入ってくるので中身が分かります。
●iPadのスクショでも同様に文章の翻訳機能があるので同じことが出来ます。

便利ですね!!
試験に関して
参考書には章末に簡単なテストがありますが、実際の試験とは全然違うので参考になりません。
問題と図を読み込んで解いていきましょう。これはもう勉強量と英語力だと思います。
50分に対して40問程度(あやふやですいません。。)ということもあり余裕があるかなーと思いきや、私は全然余裕がありませんでした。
問題を解くのに時間がかかるというよりも問題・選択肢の意味を理解するのに時間がかかります。
普段から英語に慣れておくのは大事だと感じました。
英語に関して
みなさんが気になっていることはここだと思いますが何とかなります!
私は英語が苦手でTOEICも420点くらいでした。
それでも問題自体の意味はなんとなくわかるので大丈夫です。
但し、回答の選択肢が単語の意味がわからず迷うこともあります。
さいごに
この資格を持っているからどうだというのは正直無いと思います。資格なんかなくてもプログラミングは出来ますし、スキルにはなんの関係も無いと思います。
ただ個人的にはあやふやだった知識を正しいものに出来たと思うので、それだけで受けて良かったなと思います。
読んで頂きありがとうございました。
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